短大を卒業して2年間、出版社の事務員として勤務していた。もともと出版業界に興味があって、その会社を受けた。やりたかったのは「編集」の分野だったが、そちらの部署に所属するには、専門学校卒業生・または美大やデザイン関係の大学を卒業するのが必須条件だった。短大卒の私は「総務部」に。

 最初は大満足していた。つきたい部署じゃなかったけれど、入りたい会社に入れたし。給料も良し♪ 毎日刺激もあったし、同期もいたし、若い男もいっぱいいたし(オイ)、尊敬できる人もいたし、恋愛対象として好きな人もいたし。

 けど、とにかく仕事が大変で…。事務員なのに家に帰るのが夜の10時とか。休みも少なかった。あと、ステキな人もいっぱいいたが、せこい人も多かった。責任転換、仕事の押し付け合い、嘘をついて平気で人を騙す人。売上や評価を偽装する人。疑う人。業界が業界なだけにカリカリしてる人も多く、毎朝でかい声で部下を罵倒している上司を見るのも参った。自分もそれなりに色々被害を受けた。総務部内にも大きな派閥があり、どっちの先輩も敵視したいとは思えなかったり。「自分の社会人意識」を無理やり矯正したがる人がいたり。

 …とにかく参った。1年半勤めて、半ノイローゼになった。その頃は、ほとんど毎日家で泣いてた。事務の仕事も楽しいもんじゃないのに、毎日の生活が波乱万丈すぎて、身が持たなかった。恋愛も、どうしようもなくなったり。

 悩んだ結果、退職することにした。2003年1月に辞表を提出。3月に退職することになる。ラストの3ヶ月は、仕事よりも恋を楽しんだ。告白はできなかったけど、良い思い出ができた。そして最終日。送別会が終わった後、涙が止まらなかった。波乱万丈で刺激の強い毎日だったけれど、良いこともいっぱいあったし。この会社に勤めたことで、精神的にも成長できたと思う。―ここで、出版社OL生活、終了。そして社会人リセット。

 

 2003年4月に転職。転職なんてもっと厳しいもんだと思ったが、運良く1ヶ月の就職活動で新しい職を見つけた。ハローワークの求人で発見したその会社は、大手メーカーの子会社。給料は前社より3万円近く低いが、完全週休2日制・そして夏季冬季とも休暇が多い。勤務している男性が180人近く・女性が20人近くの男天国会社♪(爆) そして職種が業務部・社内報関係。…求人票の“時点”では、かなり興味を持てた。無事に採用され、今もそこで勤めている。


…が。


 なんなんだろう、この会社は――。
 前の会社ほどせこい人間はいないが、飽きれるほど「バカ」が多い(爆) ほんとバカばっかで、わりとショッチュウ引いている。例えば、どう考えても“時間の無駄だろ? 必要ないだろ?”って思えるような業務を部署全体で推進し、意味のない仕事を増やしてる課長がいたり。1日中書類の整理整頓だけをやって定時にあがる主任がいたり。パソコンのタイピングを人差し指一本で進めている主任がいたり。仕事の本を読んで勉強したフリをして帰る課長がいたり。我侭な社長は社長室の改装に1000万円の資金を使う。そんな金あるなら、部下の給料上げろよ。
 直属の上司なんて最悪だ。部下のスケジュールを把握していないで、急にスケジュール的に無理な仕事を依頼したりする。
 とりあえず、前の会社だったらどいつもこいつも、首だったと思う(爆)

 男180人。男天国というか、頭の悪いオッサン天国だ(爆) この会社で恋愛対象として誰かと巡り合うことはナイ。
 あと、事務所が汚い。虫が飛んでるし。…それに、オッサンの体臭も笑えない。漫画のようにセクハラも多い。

 とりあえず、刺激のない毎日だ。こんなんでいいのかなー。
 唯一楽しいのは、月に2部発行する社内報作り。他にも色々仕事があるが、社内報の編集だけは楽しいって思う。

 とりあえず、無理にでも刺激が欲しいのと、もっと自分を見つめないしたいと思い、日記を始める。

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